☆翔side☆
「じゃあ」
心なしか、ボーッとしている檜山を急ぐように促して、体育館へと戻る。
俺、何やってんだろ…。
適当な彼女なんていらないと、ついさっき思ったばかりなのに。
檜山と話していたら、それが思いのほか心地好くて、離れたくないと思ってしまった。
好きとかそういう感情ではなく、真面目に“恋人”として、付き合う気もなく、
単純に、いつでも自分の気持ちを話せる存在が、近くに欲しかっただけ。
苺先輩が俺から離れて行って…、代わりに別の“存在”が、本当は欲しかったのかもしれない。
でも、誰でも良いわけじゃない。
俺に好意を抱いている人だと、後々面倒なことになる。
その点、檜山なら良いと思った。
あいつが俺を好きだなんて、絶対に有り得ない。
「付き合う」と言い出したのは、俺に対する“同情”か、彼氏に対する“好奇心”。
この関係が嫌になったり、飽きたりしたら、いつでも解消すればいい。
檜山となら、本気で付き合う必要もないし、利害関係が一致する。
付き合うことを決めたのは、そんな軽い気持ちだった。
「じゃあ」
心なしか、ボーッとしている檜山を急ぐように促して、体育館へと戻る。
俺、何やってんだろ…。
適当な彼女なんていらないと、ついさっき思ったばかりなのに。
檜山と話していたら、それが思いのほか心地好くて、離れたくないと思ってしまった。
好きとかそういう感情ではなく、真面目に“恋人”として、付き合う気もなく、
単純に、いつでも自分の気持ちを話せる存在が、近くに欲しかっただけ。
苺先輩が俺から離れて行って…、代わりに別の“存在”が、本当は欲しかったのかもしれない。
でも、誰でも良いわけじゃない。
俺に好意を抱いている人だと、後々面倒なことになる。
その点、檜山なら良いと思った。
あいつが俺を好きだなんて、絶対に有り得ない。
「付き合う」と言い出したのは、俺に対する“同情”か、彼氏に対する“好奇心”。
この関係が嫌になったり、飽きたりしたら、いつでも解消すればいい。
檜山となら、本気で付き合う必要もないし、利害関係が一致する。
付き合うことを決めたのは、そんな軽い気持ちだった。



