何か悩んでいる時、同性の友達にも言えないことでも、檜山になら軽々しく話すことが出来た。
馬鹿にされる…そう一度は思うものの、実際話してみるとそんなことはなくて。
口は悪いけど、根は優しい。
本人には、絶対言えやしないけど、それはきちんと分かっていた。
だから、苺先輩を好きだということを、告白しようと思ったことを、一番に檜山に話したんだと思う。
口喧嘩ばっかりだけど…これほど良い女友達は、居ないかもしれない。
「じゃあさ、どんなタイプならいいの?」
檜山が俺の顔を、まじまじと見ながら聞く。
「んー…そうだな…。逆…苺先輩と真逆な感じとか良いかも」
本気で考えて、たどり着いた答えじゃない。ただ思いついたことを、何も考えず口にしていた。
「背が高くて…女っぽくなくて…優しくなくて…」
「…そんな人がいいの?」
白い目で見る檜山。
「わ!まるで檜山のことじゃん!」
いつもの様にふざけてみると、「はぁっ!?」と、眉間にしわを寄せ、こっちに身体を乗り出した。
ヤバっ!
また耳を引っ張られたり、手を出されることを予測した俺は、両手を顔の前に出して防御する。
そして、



