言ってしまえば、ただの俺の片思い。
自分から散々大袈裟にしといて、今更そんなことを言うのは、情けないし恥ずかしい。
だけど、少しずつでも誤解を解いていかないと。
「マジで?まぁー…ドンマイ」
笑うと思っていた友達は、意外にも背中を叩いて励ましてくれた。
「じゃあ、翔も参加な!」
「いや、まだ参加するとか言ってないんだけど…」
「失恋したんなら来いって!女子も来るから!」
「女子来んの!?」
本当は、恋とか当分しなくていい。
でも、ノリが悪いとは思われたくなくて、友達に合わせてみせる…けど、
「うん、女子バレー部と合同」
「あー…」
バレー部の女子と聞いて、つい出た本音の声。
「うわ!何その返事!めっちゃ失礼じゃね?」
そういう友達自身も、顔は笑っている。
「だってさぁ…」
女子バレー部の人たちが嫌なわけじゃない。それなりに可愛い人だっているし、明るくて優しい人も多い。
ただ…みんな当たり前のように、背が高い。



