♪佳奈side♪
「藤原先輩が居ないから寂しい?」
体育館前。
夕焼け空に変わろうとする空を眺めていると、友達がひょっこりと顔を出した。
「…別に」
またからかわれるのか…と、低い声で返すと、友達は「嘘だぁー」と言いながら、顔の横で指を絡ませるように両手を合わせる。
「今ごろ先輩は何してるんだろー…って、思ってたんでしょ?」
いかにもぶりっ子な感じで、勝手に想像された私の気持ち。
からかわれる事に慣れて来たとは言え、だんだん呆れて、深いため息をついた。
「違うよ。部活行くよ、部活」
「またまた照れちゃってぇー」
友達はそう言って冷やかしたけど、本当に藤原先輩の事を考えていたわけではなかった。
赤く染まり始めた空が、綺麗だと思った…それだけ。
2年生が居ない4日間、顧問の先生も修学旅行に同行している為、部活はほぼ自由に等しい。
軽く筋トレなどをした後、私達はチームを作って、早速試合を始めた。
他の部も使用する体育館。限られたスペースの中で、試合を行うのはいつも2年生が主体。
だから、こんなに長く出来るのは始めてで、私も純粋に楽しんでいた。
そう、その瞬間までは-…。
「藤原先輩が居ないから寂しい?」
体育館前。
夕焼け空に変わろうとする空を眺めていると、友達がひょっこりと顔を出した。
「…別に」
またからかわれるのか…と、低い声で返すと、友達は「嘘だぁー」と言いながら、顔の横で指を絡ませるように両手を合わせる。
「今ごろ先輩は何してるんだろー…って、思ってたんでしょ?」
いかにもぶりっ子な感じで、勝手に想像された私の気持ち。
からかわれる事に慣れて来たとは言え、だんだん呆れて、深いため息をついた。
「違うよ。部活行くよ、部活」
「またまた照れちゃってぇー」
友達はそう言って冷やかしたけど、本当に藤原先輩の事を考えていたわけではなかった。
赤く染まり始めた空が、綺麗だと思った…それだけ。
2年生が居ない4日間、顧問の先生も修学旅行に同行している為、部活はほぼ自由に等しい。
軽く筋トレなどをした後、私達はチームを作って、早速試合を始めた。
他の部も使用する体育館。限られたスペースの中で、試合を行うのはいつも2年生が主体。
だから、こんなに長く出来るのは始めてで、私も純粋に楽しんでいた。
そう、その瞬間までは-…。



