☆翔side☆
「おはよ!苺先輩っ!」
学校へと向かう道の途中。
いつも通り小さな女の子の姿を見付けて、声をかけた。
「あ、おはよう」
振り向いて微笑む姿は、いつもと変わらない。
俺は小さな女の子…苺先輩の隣を並んで歩く。
「あっという間に夏休み終わっちゃったね」
「そうだね」
会話も普通で大して変わらないし、苺先輩の横顔を見ながら、相変わらず可愛いと思う。
だけど、夏休み前とは状況が違う事を、心で、そして自分の行動で感じていた。
「…でも、文化祭とかあるし、ちょっと楽しみかも」
俺に喋りかける苺先輩の目を盗んでは、チラチラと周りを見てた…つもりだったけど、
「翔くん?どうしたの?」
「えっ!?」
「誰か探してるの?」
呆気なく気付かれてしまっていた。
「あー…えーと…」
探していたのは…西藤先輩。
見付けたとして、どうするわけでもないけど、気にせずにはいられない。
「あのさ…」
小さく口を開くと、胸がドクンドクンと騒がしくなる。
“西藤先輩と両想いだよ”
いっその事、その言葉を言ってしまおうかと思った。
でも…
「おはよ!苺先輩っ!」
学校へと向かう道の途中。
いつも通り小さな女の子の姿を見付けて、声をかけた。
「あ、おはよう」
振り向いて微笑む姿は、いつもと変わらない。
俺は小さな女の子…苺先輩の隣を並んで歩く。
「あっという間に夏休み終わっちゃったね」
「そうだね」
会話も普通で大して変わらないし、苺先輩の横顔を見ながら、相変わらず可愛いと思う。
だけど、夏休み前とは状況が違う事を、心で、そして自分の行動で感じていた。
「…でも、文化祭とかあるし、ちょっと楽しみかも」
俺に喋りかける苺先輩の目を盗んでは、チラチラと周りを見てた…つもりだったけど、
「翔くん?どうしたの?」
「えっ!?」
「誰か探してるの?」
呆気なく気付かれてしまっていた。
「あー…えーと…」
探していたのは…西藤先輩。
見付けたとして、どうするわけでもないけど、気にせずにはいられない。
「あのさ…」
小さく口を開くと、胸がドクンドクンと騒がしくなる。
“西藤先輩と両想いだよ”
いっその事、その言葉を言ってしまおうかと思った。
でも…



