「今年、一番最初に見た顔ははるの顔だよ。」
「え?」
あたしの顔を覗き込むようにして目の前に陽が立っているっていうことに気付く。
そっとあたしの頬に触れる手。
「陽…手…冷たっ…。」
あたしは陽の手に自分の手を重ねる。
「温めて?」
そう言ってぎゅっとあたしのことを抱きしめる陽。
あたしの頭に添えられた手が優しくて、すごく安心する。
あたしは陽の背中に手を回して陽に抱きついた。
「はる、温かいね。」
「あたし平熱高いの!!」
「そういう意味で言ったんじゃないんだけどな…。」
「へ?じゃあどういう…。」
「言わなきゃだめ?」
「へっ?」
陽の顔があたしの目の前で止まってる。
この距離に異常なくらい心臓がバクバクいってる。
「ちょ…陽…ひっ…人いっぱいいるよっ…!!」
「分かってるよ。ここではしない。」
「って待って!!梨絵は?」
「あれ…?久哉もいない…」
「え?」
あたしの顔を覗き込むようにして目の前に陽が立っているっていうことに気付く。
そっとあたしの頬に触れる手。
「陽…手…冷たっ…。」
あたしは陽の手に自分の手を重ねる。
「温めて?」
そう言ってぎゅっとあたしのことを抱きしめる陽。
あたしの頭に添えられた手が優しくて、すごく安心する。
あたしは陽の背中に手を回して陽に抱きついた。
「はる、温かいね。」
「あたし平熱高いの!!」
「そういう意味で言ったんじゃないんだけどな…。」
「へ?じゃあどういう…。」
「言わなきゃだめ?」
「へっ?」
陽の顔があたしの目の前で止まってる。
この距離に異常なくらい心臓がバクバクいってる。
「ちょ…陽…ひっ…人いっぱいいるよっ…!!」
「分かってるよ。ここではしない。」
「って待って!!梨絵は?」
「あれ…?久哉もいない…」



