社員寮でラブ!

―――――

誰かの呼ぶ



「レナちゃん!レナちゃん!」

聞こえる

でも

すごーく遠い


真っ暗

ここは・・・

「レナちゃん目を開けて!

お願いだから!」

薄っすら光

目を開ける



「壁・・下・・・さん?」

横たわる私の手を握りしめる

泣き顔の壁下さん

「レナちゃんよかったっ!」

どうやら私

篠原に突き飛ばされて

吹っ飛んで

壁に頭を打った

・・・らしい

「ここ・・どこ?」

辺りを見回す

「僕のマンションの部屋。

レナちゃん意識なくて病院行った。

でも、目え覚まさない。

先生は、ただの脳震とうだって言った。

レナちゃんピクリとも動かないのに。

ヤブ医者め!って連れて帰って来た。

けど

このまま死んじゃったらどうしようって。。。。」

まだ掴んだ私の手を放さないままの壁下さん

その手をギュッ!て握り返したら

「はあ・・よかった。。。」

と私の手を自分の頬に当てて

また涙。。。