社員寮でラブ!

「鮎川さんいる?」

男の人が顔を覗かせ

「やっぱりここか。電話だよ。」

「は~い!」

呼ばれ鮎川さん出て行って

「あの人・・・鮎川さんなんだ。」

鮎原さんと一字違い

あのマイペースぶりとか似すぎ・・・

とか思いながらお茶をすすっていると

「あの・・壁下さんの『レナちゃん』ですよね?」

さっきの男の人まだそこに居て

気づかずお茶飲んでた私

慌てて

「あ、はい!壁下レナです。」

ソファーから立ち上がってペコリ

挨拶

心の中で『壁下レナって言っちゃった!』と密かに照れながら

「初めまして。同僚の西田です。

壁下さんにはいつもお世話になっています。」

西田さんの挨拶に

「いえいえ、主人こそいつもお世話になっています。」

なんて『主人とか言っちゃたよ。』とまた密かに照れながら

それから・・・なんとなく

鮎川さんが戻るまで西田さんとおしゃべり

結局

「あらぁ?もうこんな時間?」

鮎川さんが応接室に戻って来たの終業時刻の数分前


さすがに西田さんにさっきの女のことは聞けずにいて

普通にしてるつもりだったけど

「あれ?あれれ?もしかしてレナちゃん心配してる?」

やっと鮎川さんが私の様子に気づいてくれて

「心配って?」

と西田さん

「実はね・・・」

鮎川さんがさっきの女のことを私が心配してるのだと言うと

「ああそれで・・・

まあ・・普通そうだよね。」

・・・と少し表情を曇らせた西田さん

「や、やっぱり浮気とかですか?」