ナナちゃんは、壁下さんの子供じゃなかった。 「あれ、僕の姉とその娘。 離婚して姓が壁下に戻ったから。」 そうだったんだぁ・・・ 「じゃ、じゃあ・・・」 それでも壁下さんの『彼女』の存在が・・・ 「いないし。」 「だって・・・ 美人じゃないけど可愛くて何にでも一生懸命な・・・って言ったし ウソついてたように聞こえなかったもん。」 私のそれはどうなのよ?って顔に 壁下さんは、笑って 「ああ、あれ? 彼女じゃなくてナナちゃんのこと。」 「へっ?」 ナナちゃん?