お酒を飲んで 二人でそんな雰囲気になって やってしまったとか 隠せば分からなかったのに 雅也は正直にあたしに言った。 『やましい気持ちじゃない お前を 嫌いになったわけじゃない だから許して!』 その人に対して 気持ちがあったわけじゃなくても そういう行為をしたことが どうしても許せなかった。 当たり前だよね! 反対の立場でも きっと そうなるよ。 結局別れることになった。 会いたくなかったから バイトも辞めた それ以来バイトもしてない。