彼は年下の男の子



ピンポン ピンポン!


「美咲ちゃん シー」


と お母さんが そっと出て来た。


「今 気持ち良さそうに
寝てるから」


「すみません 
ありがとうございました」


「康太 帰るよ」


揺すってるのに
起こしても 起きない 。



「今 寝たのよ」


「大変でしたか?」


「いやいや いい子よ!
昔を 思い出しちゃった
雅也と恭介を 育てている時をね」


「そうですか」


「もう少し 寝させておきましょ
お茶でもどうぞ」


起きるまで
お茶をよばれる事になった。