シファは新しい学校に向かって歩いていた。 すると前から、聞き覚えがある声が聞こえてくる。 百合と、三津子と、真子だ。 3人は楽しそうに話ながら歩いていた。 シファと3人がすれ違う。 もちろん、みんな葉月のこともだが、『二科 葵』の存在も忘れている。