「じゃあ…後は任せたから。」 と言い、ロストン達が帰るのを見送った。 シファは葉月の脱け殻にマークがつくのを見守り、空に目をやる。 「世間って狭いものなのね……。」 と呟き、葉月をそのままにして、夜道を歩きだした。