真「そんなころから!?」

魁「うん。おまえ3歳の頃から
アメが溶けたやつ、ジュース、
お茶とかいろいろ変なとこに入って
むせてたぞ」

そうなんだ…
全く記憶に残ってない

美「そうなんだ~
あたしが出会った頃にはすでに
魁斗と一緒にいたもんね」

日「そういえばみんなが
出会ったのはいつなの?」

えーと、そんなに憶えてない

魁「俺と真奈は3歳、みぃは
幼稚園に入ったときだから4歳、
ハルと瑠樹斗は年中だから5歳
だったかな」

へ~

真「よく憶えてるね
アタシ憶えてないよ全然」

美「あたしは真奈と魁斗に初めて
会ったときのこと憶えてるよ」

それは…

真「それはアタシも憶えてる
泣いてたよね」

美「うん
お母さんがいないって泣いてた
真奈は魁斗に
ぴったりくっついてたよね」

真「うん。だってそのころは
人見知り激しかったんだもん」