「じゃあ、今までは教師に見えなかったってことか??」 そう言いながら、パニクる先生。 そんなことない。 今まで教師らしくないなんて思ってきたけど… 見え方変わった。 先生以上に教師らしい人はいないと思う。 今なら、そう思うよ。 …まぁ、本人に言うつもりはサラサラないけど。 「でも、まぁ、あれだな。」 『なんですか??』 落ち着きを取り戻した先生が静かに言う。