先生は突き放されたからか、子犬みたいな目でこっちを見てる。 『…先生。 不意打ちのキスは禁止です!』 「えーー。」 ――どんなに文句を言っても、 どんなにハチャメチャでも、 一緒にいたいと思うのは、君が好きだから。 あたしはいつだって、 君にゾッコン中。 「そんなの無理だぁー!」 『ちょっ、禁止って言ったじゃないですか!』 ――君にゾッコン注意報 ~fin~