「でも、俺の方が美緒のことが好きだーー!!!!」 そう言って、抱きついてきたあたしを、更に強く抱きしめてくれる先生。 ちょっぴり、痛いぐらいなんだけど。 その痛みがむしろ心地よい。 …なんて思うあたしは、結構重症だ。 『…好き。』 「俺も大好き。」 完璧にバカップル化しているあたしたち。 でも、いいじゃん。 今はとてつもなく、気持ちを伝えたい気分なんだ。