それでも。 先生と一緒にいたいんだ。 「困ったなぁ…。」 先生が髪をポリッといじる。 こんな状況にも関わらず、そんな姿にまたキュンとした。 「そんな上目遣い、反則だから…。」 『えっ!?』 あたし…、上目遣いしてる!? そんなつもりないんだけど…。 「…よーし!」 先生が何かを決意したように呟いた。 「美緒と付き合おう!!」