「だけど…、美緒を傷つけたくないんだ。 だから、今は付き合うことはできない。」 心がズキンと痛む。 そんな悲しい顔しないで。 あたしまで悲しくなるから。 『やだ!!』 気づいたら、叫んでいた。 「美緒…??」 『1人で抱えこまないでよ!』 あたしも先生が好き。 そりゃ、今付き合ったら悲しむことになるかもしれない。 でも、先生といられるなら、後悔することはないから。 だから… 『一緒に乗り越えていこうよ!』