点呼時の目配せ、 適当な理由で呼び出される毎日。 今日もホラ、 「金本美緒さん。」 『…はい。』 授業の出席確認のときにあたしだけニコッと微笑みかけられた。 この先生の行為…、 職権乱用してるとしか思えない…。 あたしはハァっとため息をつきながらも、熱心に黒板を使って授業してる先生に目を向けた。 …それにしても整った顔。 女子なんか先生を見つめて、うっとりしてる。 人気がある先生。 他にも可愛い子はたくさんいるのに…。 なぜあたしが選ばれたのか、いまだにわからない。