だって、そんなの有り得ないじゃん。 あたしの嫌なとこ、良いとこ、全部ひっくるめて好きになるんて…。 無理でしょ?? 『…嘘つき。』 やっぱり、先生も他の男…。 健くんと一緒なの?? そうやってキレイな言葉で… あたしを騙そうとするの?? 「…本当だよ。」 その瞬間だった。 あたしの目の前には、いつの間にか先生の白いYシャツがあって…。 あたしは先生に抱きしめられていた。