君の隣で ーセンセイとアタシー



「で?和奏はなんで手を離したのかな?」


「え…」



まだその話をするのかとパチパチと瞬きを繰り返した


「フッ、そんな可愛い顔したって話してもらうぞ?」


「かっかわっ?!」


「和奏は可愛い」


「なっ、何回も言い過ぎです!」


「でも本当のことだ」


と言った瞬間身体をぐいっと引き寄せられて耳元で


「でもその顔は俺の前だけにしろよ?」



と眩暈がするほどの艶やかな声で囁かれた


本当に「クール王子」なのかな?


同一人物に見えないくらい豹変した先生に、最初からあたしはタジタジでした