「私も理由は何であれ叔父をころしてしまいました。その時の刀を私はずっと持ち歩いていたんです。」


「少し待ってろ。」


土方さんは、そう言うと部屋を出て行った。


「お前の刀は、これだろ?」


部屋に戻ってきた土方さんが持ってたのは父の刀だった。


「持っててくれたんですか?」

てっきり折られたかと思っていた。