幕末〓冷血の鬼

「総ちゃんも来れれば良かったんだけれどね。」


「総司は風邪で熱を出しているからな。」


土方さんがそう言うとミツさんは寂しげに笑った。


「今度は何時あなた達に会えるか、わからないから。今度会う時には総ちゃんも一緒だと良いわね。」


「それにしてもタマはまだ帰らぬのか?」

近藤さんはそう言って戸の方を見ている。


「もうそろそろ来ると思いますよ。タマ、あなたに会いたがっていたから。」


「そうか。」


つねさんの言葉に近藤さんは二カッと笑った。