幕末〓冷血の鬼

「相変わらずだな、つね。」


「ごめんなさい、慌ただしくて。」


近藤さんから離れるとつねさんは私を見てきた。


「あら?この子は?」


「恋花君だ。歳の小姓をしている。」


「あら、歳三さん。こんなに可愛い子捕まえて、隅に置けませんわね。」


「なっ!おつねさん!!」


「はいはい、長旅で疲れたでしょ?話は後でね。」


つねさんは、そう言うと近藤さんの手を掴み歩き始め、私達は後を追った。