「ミャ~。」


「キナコ、また遊びに来たの?」


洗濯をしていると、この前来た猫が擦りよってきた。


茶色くてきな粉みたいな色をしてるからキナコ。


あの日から頻繁にキナコは来るようになった。


「総司あ~そ~ぼっ!」


声がして門の方を見ると小さな子供達が沖田さんを呼んでいた。