――――… 「次の祝賀会なんだけど、あなたもいらっしゃるの?」 仕事以外?の会話をしたのは多分それが初めて。天童さんが感情のこもらない口調であたしを見る。 祝賀会、は今度買収した企業との折り合いも兼ねて用意されたもの。特別重要なパーティではないけど、今回は参加人数が多いと聞いている。 「まだ決めてません」 あたしは僅かに考える仕草を取ってから淡々と答える。 天童さんはまるで興味なさそうに、「そう」と短い返事をしてから 「パートナー同伴も宜しいのよ」 と軽く口の端を上げた。