…はい? …なに? 「え?」 口に運ぶつもりだったキャベツの千切りは見事にボロボロと落ちていく。 「まっ、噂だけどね。部長出張中彼女とずっと一緒だったらしいよ。やっぱりさー、美人は特だよね?なんかクールに見えるけど、ツンデレってやつなのかねー」 里穂は箸をとめたあたしに構わず、心臓鷲掴みにされるくらいの衝動を巻き起こす発言をあっさりと放ってくれた。