パーティーも終わって、賓客が帰路に立つ頃、瑠香さんと愁哉さんはそれぞれこの家に泊まる事になった。 愁哉さんに寄り添う様にもたれ掛かる瑠香さんの細い腕に眩暈がする。 私が見るのはいつも2人の背中だけね。 せり上がるこの黒い感情を吐き出せたら、楽になるのかしら? 半ば逃げる様に部屋に閉じこもる。 どうにもならない自分が歯痒くて、 言いようのない嫉妬に巻かれる事が嫌で 拒んでも、求めてしまう体なんて消えてしまえばいいのに。 私の意識は、抜け出せない思考の回路から深く闇に沈んだ。