そして、数日後。 「ねぇ、さやか一緒に帰ろう。」 理香が私の肩を叩いて言った。 「うん。」 「そういえば、さやか、ゴールデンウィークあいてる?たまには遊ぼ!」 「ごめん。コンビニの仕事は終わってる頃だけど、本屋の仕事が…。」 理香がせっかく誘ってくれたのに… 「そっか。なら、しょうがないね。」 「ホントごめんね。」 「あ、でもさ、また陸人君に会えないってことだよね?」 理香それ言っちゃう…? 「うん。会いたいけど、休みの時じゃないとフルで働けないからさぁ。」