超モテ子の秘密



私は夜風を感じながら自転車をこぎ、家路を急ぐ。


もうすぐあの公園にさしかかる。



もう7時を過ぎてるし、とっくに帰ってるよね。



そう思いながらも前を通り過ぎる時、スピードをゆるめて公園の中を見てみる。


……え?


私…、目おかしくないよね????


今度は自転車をちゃんととめ、目を擦ってもう一度見直す。


でも、もう一度確認しても見えるのは同じもの。



―――それは、ベンチに座っている和也君と将太。



…まだいたのぉぉ!?!?!?


私は驚きつつ、2人の元へ歩いて行った。


「まだいたの?ここにずっと??」