会計を済ませ、店の外へと出る。 これで誕生日の準備はバッチリね! 将太、きっと驚くだろうなぁ。 こんなことを考えていると、思わず笑みがこぼれる。 あれっ……!? 和也君がいない! まわりを見渡しても和也君の姿がないのだ。 またぁ!? あの日のことが蘇る―――。 お礼も言ってないのに帰っちゃったの…? 私は俯いた。 「あっ、折原先輩すみません。」 へっ? 右を向くと、コンビニの袋をぶら下げた和也君が苦笑いして立っていたのだ。