「どうしたんすか?」 和也君がそう言って、私の顔を覗き込もうとする。 私はとっさに手で顔を隠した。 多分、今顔赤いと思うから―――。 「大丈夫っすか?」 手で見えないから分かんないけど…、 さっきより気配がかなり近くないっ!? 「う、うん!!」 私は顔から手をはなし、一歩後ろに飛び退いた。 よく見るとさっき居た位置だったら、かなり顔は間近だったみたい…。 また更に恥ずかしくなってきた―――。 「じゃ、行きましょ!!」 和也君はニコッと笑って手をとり走り出す。 えぇぇぇぇー!!