放課後の図書室。 小さく開いた窓から暖かな風が入り、あたしの頬を優しく撫でた。 時刻はそろそろ18時を向かえようとしていた。 時計を見て時刻を確認し、読みかけのページに栞を挟む。 あたしは本を鞄にしまうと、夕陽の差し込む図書室を後にした。