『どうなんだよ!もしそうなら立派な犯罪だぞ』




その言葉にプチッとキレた。




「村田…てめえふざけたこというんじゃねーよっ!!」




普段は使わないような乱暴な言葉にみんなが驚いた顔をする。




「てめえの今の発言は、俺だけじゃなくて、ミイをバカにして、傷つけるものだってわかってんのか!

ミイが援交するような子に見えるって?ふざけんなっ!!
ミイはな…っ、ミイは俺の、」




『タカちゃんッ!!』




俺の恋人だって村田のヤツにはっきり言ってやろうとしたのに、叫ぶように名を呼ばれ、ハッとする。




見るとミイは、俺を落ち着かせるようにだろう。穏やかに笑っていた。