桜はじっとプロデューサーの目を見て黙っている。
「じゃあ、じゃあさ、お嬢ちゃんのお父さんかお母さんとお話がしたいからお家、教えてくれるかな?…えーっと、これあげるから」
ポケットを探ってひとつのストラップを桜の目の前に下げた。
「局のストラップ?子供が喜ぶ訳ないでしょ?」
また女性スタッフが呟く。
プロデューサーには聞こえていない。
桜は少し後退りして体を固くした。
プロデューサーは立ち上がりADを呼ぶ。
「何でオレが聞いてんだよ。お前の仕事だろ?泣いてもいいから住所、聞き出せ。これは命令だからな。すぐに。すぐにだ!!」
意思の固そうな桜の目力に、プロデューサーはちょっとイラッとしていた。
「ガキのくせに…。可愛いげのない所も七海に似てる」
もう一度桜を見て呟いた。
「じゃあ、じゃあさ、お嬢ちゃんのお父さんかお母さんとお話がしたいからお家、教えてくれるかな?…えーっと、これあげるから」
ポケットを探ってひとつのストラップを桜の目の前に下げた。
「局のストラップ?子供が喜ぶ訳ないでしょ?」
また女性スタッフが呟く。
プロデューサーには聞こえていない。
桜は少し後退りして体を固くした。
プロデューサーは立ち上がりADを呼ぶ。
「何でオレが聞いてんだよ。お前の仕事だろ?泣いてもいいから住所、聞き出せ。これは命令だからな。すぐに。すぐにだ!!」
意思の固そうな桜の目力に、プロデューサーはちょっとイラッとしていた。
「ガキのくせに…。可愛いげのない所も七海に似てる」
もう一度桜を見て呟いた。

