パパはアイドル♪ ~奈桜クンの憂鬱~

「よし!そろそろ行くか?」


泉が反応を確かめるようにみんなの顔をグルッと見る。


「行きますか?」


心が言う。


「今日も盛り上がって行こう!」


「ここでテンション上げてどうすんだよ?」


一気にテンションが上がる奏にまた心が突っ込む。


「今日はパパドルに掛け声かけてもらいますか?」


碧の大きな目が奈桜を見る。
みんな一斉に頷く。
ちょっと驚いた顔で自分に向かって指を差しながら戸惑う奈桜。


「頼むよ。奈桜」


「キメてよね」


「よっしゃあ~」


泉、心、奏が立ち上がり、最後にゆっくり碧が立つ。
奈桜に向かってウインクしながら。