「あっ、そう言えば前に『鮎川カンナ』って女、知ってるか聞いてただろ?」
少しみんなと距離を開けて、碧が奈桜の耳元で言う。
「えっ?あ…あぁ、そう。そうだよ。何か変な事言う女でさ。誰なんだろ?」
「あれさ、思い出した」
碧がクッと笑う。
「何だよ?」
「昔さ、一度だけお前とオレが出てたドラマで共演してるんだよ。彼女はただのクラスメート役だったけど。でさ、その時にオレ、つきまとわれてさぁ」
奈桜は『ふんふん』という感じで聞いているが碧の言いたい事が全く分からない。
「でさ、告白もされてないのに振る事も出来ないだろ?邪険にも出来ない。だからって毎日、色目使われてみろ?職場放棄したくなる。でもそういう訳にもいかない。だからさ、困った時の奈桜だよ」
奈桜は余計によく分からないという顔で碧を見た。
「実は奈桜が彼女に興味があるって言った」
「ほぉ~。……えっ!?」
思わず出た大きな声に他のメンバーが振り返った。
少しみんなと距離を開けて、碧が奈桜の耳元で言う。
「えっ?あ…あぁ、そう。そうだよ。何か変な事言う女でさ。誰なんだろ?」
「あれさ、思い出した」
碧がクッと笑う。
「何だよ?」
「昔さ、一度だけお前とオレが出てたドラマで共演してるんだよ。彼女はただのクラスメート役だったけど。でさ、その時にオレ、つきまとわれてさぁ」
奈桜は『ふんふん』という感じで聞いているが碧の言いたい事が全く分からない。
「でさ、告白もされてないのに振る事も出来ないだろ?邪険にも出来ない。だからって毎日、色目使われてみろ?職場放棄したくなる。でもそういう訳にもいかない。だからさ、困った時の奈桜だよ」
奈桜は余計によく分からないという顔で碧を見た。
「実は奈桜が彼女に興味があるって言った」
「ほぉ~。……えっ!?」
思わず出た大きな声に他のメンバーが振り返った。

