パパはアイドル♪ ~奈桜クンの憂鬱~

「分かったよ」


またはにかんで微笑みながら泉をかわし、テーブルの1番手前の席につく。


「それでさ、」


泉が思いっ切り嬉しそうな顔を見せて何か言いかけた。


「視聴率、22%、おめでとう」


1番奥に座っていた碧がすかさず口を挟む。


「おい!言うなよぉ。それはオレが言おうと…」


「まぁまぁ、誰が言ったっていいじゃないの。めでたい事なんだからさ」


心が間に入って泉をなだめる。
視聴率の事は自分が真っ先に言おうと思っていた泉はあからさまにがっかりした。
碧はそんな泉を見てククッと笑って、奈桜を見る。