パパはアイドル♪ ~奈桜クンの憂鬱~

「あぁ…梓」


やっと理解した奈桜はポソッと呟いた。


「ほら!分かってなかった」


思い切り奈桜を突き飛ばす。


「いてぇな!分かってたよ」


「嘘つき」


2人の会話を桜の部屋で聞いていた碧はフッと笑った。


「なんだかんだ仲イイのかもな。あの二人」


一生懸命に絵を書いている桜の横顔に奈桜と七海の面影を見る。



「じゃあ…」


「うん」


七海がゆっくりドアを開ける。