しばらく…、
ここだけ時間が止まっていた。
髪を揺らす風も、木々の青い匂いも、2人を包んだまま。
「ごめん!どうかしてた」
七海がふいに奈桜から離れた。懐かしい香りがフワ~っと遠ざかる。
「うん。どうかしてるな」
奈桜はそう言いながら照れ笑いする。
そしてチラッと後ろを向いて何かを確認すると、そちらの方に合図をした。
可愛らしい足音が近付いて来る。
「ママー!」
その声に弾かれたように七海が振り返る。
「桜…?……桜!」
持っていた鞄も放り捨てて七海が一点をめがけて走って行く。
ここだけ時間が止まっていた。
髪を揺らす風も、木々の青い匂いも、2人を包んだまま。
「ごめん!どうかしてた」
七海がふいに奈桜から離れた。懐かしい香りがフワ~っと遠ざかる。
「うん。どうかしてるな」
奈桜はそう言いながら照れ笑いする。
そしてチラッと後ろを向いて何かを確認すると、そちらの方に合図をした。
可愛らしい足音が近付いて来る。
「ママー!」
その声に弾かれたように七海が振り返る。
「桜…?……桜!」
持っていた鞄も放り捨てて七海が一点をめがけて走って行く。

