「はっ?」
実は、奈桜はもしかすると神川にすごい爆弾でも落とされるんじゃないかと内心ドキドキしていた。
さっきの奏の言葉と石田の『嫌な予感』というフレーズは、とりあえず今の奈桜の頭から削除された。
それと入れ替わりに『安堵』というフワ~っとした柔らかい思いが全身を包んで行く。
「そういう話は事務所を…」
奈桜の声は厳しい感じから普通のトーンへと変わった。
「一度、事務所からNGが出てるんだよね。役がイメージに合わないから無理だって。いやさ、オレは合うと思うんだよなぁ。今や飛ぶ鳥を落とす勢いのアイドルZの奈桜がやるからこそ、当たると思う。役は聞いてる?」
神川は一方的に喋る。
奈桜は正直、うざいと思った。プロデューサーの事をそう思うべきではないが、この話を今、このリハ中のこのタイミングで、わざわざ電話をかけさせてまで話す意味があるのか?
「あの…仕事の話だったら直接言われてもちょっと分からないんで、事務所を通してもらえますか?」
それくらい常識だろ?と、言いたい気持ちはグッと抑えた。
実は、奈桜はもしかすると神川にすごい爆弾でも落とされるんじゃないかと内心ドキドキしていた。
さっきの奏の言葉と石田の『嫌な予感』というフレーズは、とりあえず今の奈桜の頭から削除された。
それと入れ替わりに『安堵』というフワ~っとした柔らかい思いが全身を包んで行く。
「そういう話は事務所を…」
奈桜の声は厳しい感じから普通のトーンへと変わった。
「一度、事務所からNGが出てるんだよね。役がイメージに合わないから無理だって。いやさ、オレは合うと思うんだよなぁ。今や飛ぶ鳥を落とす勢いのアイドルZの奈桜がやるからこそ、当たると思う。役は聞いてる?」
神川は一方的に喋る。
奈桜は正直、うざいと思った。プロデューサーの事をそう思うべきではないが、この話を今、このリハ中のこのタイミングで、わざわざ電話をかけさせてまで話す意味があるのか?
「あの…仕事の話だったら直接言われてもちょっと分からないんで、事務所を通してもらえますか?」
それくらい常識だろ?と、言いたい気持ちはグッと抑えた。

