影に日向に。執事ごっこvv

「そんなことはありませんよ。」

僕は答えます。

「僕は…。遊さんが大好きなだけです。僕がそうしたいから、するんですよ。」

あ。

向こうから遊さんが走って来ました。

遊さんと、双子のお姉さんの春季さんと一緒です。

「ひなぁ~~。」

「日向くんっv」

「お母さまの所に行きましょう?」

遊さんたちのお母さん、瑞季さんはとても体の弱い方です。


「はい。焼きたてのクッキーがあるんですよ。瑞季さんは、大好きですよね?」

遊さんたちのお母さんを、おばさんとは呼んだら罰金なんですよ。
「うんっ。でも遊も春季ちゃんも大好きだょっ」

遊さんが笑います。


あはは。

僕は苦笑します。

「もちろん、遊さんたちのもありますよ。一緒にお茶にしましょう」