…やっぱり先生、意地悪だ。


どうしてこんなことするのか。


そりゃ大切な本かもしれないけど。

でも。



やっぱり
アタシのこと…嫌いなんだ。





これ以上先生とは関わりたくない…
そう思ってアタシは先生の腕をすり抜け逃げ出した。