先生は…? 先生も…? 昇降口のドアから外に出ると眩しい日差し。 その日差しの向こうに先生が見えた。 「先…生!…高篠先生っ!」 先生とまだ距離があったけれど呼ばなきゃ、 そう思って息を切らせて大きな声で呼んだ。 ここに来るまで今までいろんな言葉を考えていた。 何から伝えよう。 何から話そう。 想いはあふれてくるけれど。 でも。 言葉なんて必要ない。