「実は高篠先生、 2学期から別の学校へ赴任されます。 だから今日も赴任先の高校へ行っています。 でもちゃんと終業式の中で行われる離任式には戻ってこられますから」 「えーっ!!」 「どういうこと!!」 クラスの中がざわめく。 「もう! あとは少しの登校日しかないんだからいいじゃないの!」 呆れたように鈴木先生が言う。 そんなの…。 先生、辞めてしまうの…。 このまま終業式を迎えるなんて。 そんなの…嫌だ…! でも…どうしたら…いいの…。