明日、高篠先生と一緒に笑って恋が始まる。


この本は数年前に絶版にはったはずのもの。

いつも他の先生も貸してくれと言っていたから誰も持っていない。

だいたい日本では発売もされていなかった。


そしてこの本のことを知っているのは…。

雨霧。


じゃ、
やっぱりここにいたのは彼女なのか?


雨霧はあのときのあの言葉を本気にして…。

俺などもう忘れかけていたのに…。