明日、高篠先生と一緒に笑って恋が始まる。


本を返すだけなのに、

できない。

動けない。



アタシはもうどうしたらいいのかわからなくて。



持っていた本が手から滑り落ちる。

アタシは本を拾うこともせず駆け出した。




もうその場から逃げるだけで精一杯だった。