もう授業も終わってクラスのみんなは帰る用意をし始めていた。 あそっか。 先生の6時間目終わったんだ。 アタシ… なにぼやっとしてたんだろ。 「なにぼやっとしてんだよ? さっきから呼んでんのに」 その声に顔をあげるとそこにはやさしい笑顔の木村くんがいた。 「なにぼやっとしてんだよ?」 返事をしないアタシに同じ言葉をかける。 そしてアタシはその言葉が自分が思っていたことと同じだったのがおかしくて笑う。 「なにが…おかしい?」 不思議そうな顔をして彼は尋ねる。