いつも虚無感の中過ごしてきたはずなのに彼女のその一言で 「キレイだ」 と思えるそんな感情がまだ自分の中にあることに気づいた。 俺の返事に彼女は少し意外そうな顔をした。 彼女が俺を見つめる。 「あのときは…悪かった」 化学準備室でのこと。 彼女は怒っていないのだろうか。 怯えてはいないのだろうか。 そう思いながら。